2007年7月31日火曜日

エロ体験談2-1

今から1年以上前の話だ。文章がうまくないので箇条形式で書いてみる。

とあるバイク系ミーティングで初めて彼女と会った。
 ミーティング解散間際に後ろから女性の声、どうやら俺を呼んでる様子。
  振り返ると、本当に俺に呼びかけていた。
   「何です?」と俺。「あのー」と女性。ちょっと恥ずかしそうにうつむき加減に。
    「何か落としました?」と俺。「あのースミマセン。け、携帯の番号教えてくれませんか?」
     後から考えると、この発言は彼女にとって一世一代の大勝負だっただろう。

ちょっとビックリしたものの、妻子がいるわけでもない俺は軽い気持ちで彼女に電話番号とアドレスを教えた。
 2、3日後、早速その女性からメールが入った。
  「暇な日ありますか?」  「今週末なら暇だけど」
   実は女性側から積極的にアプローチされるなんて今まで無かった。少し不信感を抱いていた。
    
それから数日たち、約束の週末がやってきた。
 待ち合わせの場所。
  いかにも女性が好みそうな可愛い250CCバイクで彼女はやってきた。
   「どうしたの?」と俺。「暇なので・暇なので・・」恥ずかしそうにそればかり言う彼女。
    「とりあえずどうするの?」と俺。「山かどこか景色のいいところ行きたい」と彼女。
彼女は女性でありながら運転は上手なほうだった。ちゃんと俺の後ろについてくる。
 ついてくるけど時々いなくなる。俺はスピードを調節すると、彼女は追いついてきた。少し笑っているように見えた。
  そして、俺が良く通うお気に入りの場所へと案内した。
   小高い丘の上、周りに建物は無く、人気も無い。周りは林が囲い、眼下には小さくなった町並みに細い川が流れている。川をたどっていくと海が見える。
彼女は俺の横に立った。少し肌寒い季節。彼女の体温を感じた。
 バイクに乗る彼女。一生懸命俺についてこようとする彼女。追いついた時に俺に見せた彼女の笑顔。
  いつしか、彼女に対する不信感は影を潜め、逆に少しずつではあるが愛おしさにも似た感情が芽生え初めていた。

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